体を「温める飲み物」と「冷やす飲み物」

毎日飲む飲み物には「体を温める飲み物」「体を冷やす飲み物」があることを

ご存知でしょうか?

「温かい飲み物を飲んだら体が温まるわよね?」と思っていませんか?

実は、その考え方は間違っているんですよ。

温かい飲み物でも体を冷やしてしまう飲み物があるんです!

私たちがよく口にしている代表的なコーヒーは「体を冷やす」飲み物の1つなのです。

ホットで飲んでいても体を冷やすんですよ。驚きでしょ!

冷え性の方は、次の事を参考にしていただければと思います。

 

見分け方

「温める飲み物」「冷やす飲み物」の見分け方

(1) 色の濃い飲み物は、体を温めます。(例 赤ワイン、黒豆茶)
     色の薄い飲み物は、体を冷やします。(例 白ワイン、豆乳)

(2) 寒い地域で収穫される飲み物は、体を温めます。(例 ほうじ茶)
       暖かい地域で収穫される飲み物は、体を冷やします。(例 コーヒー)

(3) 醗酵している飲み物は、体を温めます。(例 紅茶)
       醗酵していない飲み物は、体を冷やします。(例 緑茶)

(4) 米でできている飲み物は、体を温めます。(例 日本酒)
       麦でできている飲み物は、体を冷やします。(例 ビール)

 

体を温める飲み物

では、体を温める飲み物をいくつか、ご紹介いたしましょう。

 生姜湯
   生姜の効能の血行促進、体を温める、新陳代謝アップ、発汗作用から
   冷え性の改善効果があります。

 黒豆茶
   漢方では昔から黒豆茶は、むくみと冷えの解消に使われていました。
   血液をサラサラにする効果があります。

 ほうじ茶
   体をリラックスすることだけでも血のめぐりは良くなります。
   リラックス効果、血行促進の効果があります。

 ウーロン茶
   身体を温める効果があります。

 赤ワイン
   造血成分の鉄分が多く含まれていて、冷え性の改善になります。

 びわ茶
   血行を改善する他、血液をアルカリ性にする血液浄化作用があります。
   ガンにも効果が期待できる飲み物です。

 

※「コーヒー」は濃いいから体を温める飲み物と思いがちですが、コーヒーは熱い地域での収穫
 なのでここでは体を冷やす飲み物となります。

 

体を冷やす飲み物

体を冷やす飲み物をいくつか、ご紹介いたしましょう。

・コーヒー
・緑茶
・牛乳
・豆乳
・ジュース
・白ワイン
・ビール
・水
・焼酎

などの飲み物は体を冷やす飲み物になるので、飲みすぎには注意しましょう。

 

体を温める飲み物を飲むタイミング

体を温める飲み物はいつ飲むのが効果的なのでしょうか?

朝一番に体を温める飲み物を飲むと効果があります。
朝からだを温めると、その一日は温まりやすくなります。
冬の寒い日などは特に効果が感じられるでしょう。

お風呂に入る前が効果があります。
お風呂で温まってもすぐに湯冷めをする方は、体の表面しか温まっていないのです。
お風呂に入る前に、温める飲み物を飲んで入ると体の芯まで温まることができます。

夜寝る前に飲むのも効果的です。
冷えた体で寝つきが悪い方にはお勧めです。
ぐっすりと寝れて、疲れも取れて朝を迎えることができます。

 

冷え症になる原因

・体の中に熱が足りない
・体の中の血の流れが悪い

「体の中に熱が足りない」人は日頃から体を動かし、軽い運動をしたりお風呂に入ったりして体を温めることに努めてみましょう。
そして、体の中の筋肉が少ない人は、体が冷えやすくなるのです。
「体の中の血の流れか悪い」人は体が硬く緊張気味になっているのです。

軽いストレッチをしたり、体にストレスを溜めないようにするとよいですよ!

 

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