気になる言葉「桃栗三年柿八年」
「桃栗三年柿八年」
この言葉は一度は聞いたことがあると思います。
しかし、この言葉の続きを知っている人は少ない、若しくは知らない人が多い
のではないでしょうか。
由来
目が出て収穫まで
桃と栗は、3年
柿は、8年
かかると言う事です。
意味
何事をするにも、それなりの時間が必要という意味の言葉です。
語源
江戸時代後期に『尾張いろはかるた』の中に、「桃栗三年柿八年」という言葉が登場しています。
この後には続きがある!
この言葉の後にはまだ続きがあるんです。
「桃栗3年柿8年」の後の続きは、
「故事俗信/ことわざ大辞典」(小学館1 982)に、
柚子(ゆず)は9年
柚子(ゆず)は遅くて13年
梅(うめ)は酸い酸い18年
枇杷(びわ)は9年で成りかねる
枇杷(びわ)は9年で登りかねる、梅(うめ)は酸い酸い13年
柚子(ゆず)の馬鹿めは18年
などと様々な表現で言われています。
最後の柚子は馬鹿とまで表現されています。少し笑っちゃいます! ?
また、このような続きがあったとは知らなかった人も多いのではないでしょうか。
何事にしても、将来大きなものを得ようとするのであれば、コツコツと地道にしないといけないと言う
事です。
この言葉の意味のように、私たちの今の社会には教訓としたいものです。