びわの収穫量

日本のびわの収穫量及び出荷量(令和5年産)ベスト7をご紹介します。

順位 都道府県 結果樹面積
(ha)
収穫量
(t)
出荷量
(t)
対前年産比
結果樹面積
(%)
収穫量
(%)
出荷量(%)
全国 840 2,310 1,900 93 91 92
1位 長崎県 271 564 498 93 66 67
2位 千葉県 121 469 428 92 112 114
3位 香川県 56 169 139 92 132 132
4位 鹿児島県 75 169 141 90 89 88
5位 愛媛県 50 165 140 93 129 130
6位 大分県 42 104 67 95 91 92
7位 兵庫県 36 144 109 95 99 98

農林水産省から出典

■ 全国の結果樹面積は840haです。
   前年産に比べ65ha(7%)減少しています。
   減少した原因には、生産者の高齢化等の労力事情により廃園があったこと等によることの
     ようです。

■ 全国の収穫量は2,310t、出荷量は1,900tで、前年産に比べそれぞれ220t(9%)、170t(8%)
   減少しています。
   この原因は、開花期以降天候に恵まれて生育が順調であった地域があったものの、長崎県にお
   いて、1月下旬以降寒波により幼果が枯死する被害が多数発生したこと等によることです。

■ 全国の都道府県別の収穫量の合計は2,310tです。
   1位 長崎県 24%
   2位 千葉県 20%
   3位 香川県 7%
   4位 鹿児島県 7%
   5位 愛媛県 7% となっています。
   この5県で全国の約7割を占めていることになります。

 

江戸時代からびわ栽培の歴史がある長崎県。
海に囲まれ、温暖な気候に恵まれ、びわ栽培にとっては絶好な環境であるため、日本で最大の
びわ産地となっています。 
長崎県のびわ生産量ランキングはずっと1位を守り続けています。
やはり、びわは長崎県を代表する特産品ですね。
今後、1位の長崎県と2位の千葉県の活躍が注目どうなるか注目されますね!

 

結果樹面積とは、
果樹は、一定の年数を経過しなければ「結実(実ができる事)」しません。
「果樹の栽培面積」には、「①未結実の面積」と「②結実する面積」の2種類あります。
合計は「①+②=果樹の栽培面積」です。
果実が結実する面積のみをまとめたものが「結果樹面積」として扱われるのです。
簡単に言えば、「果樹の幼木面積=未結実面積」で、「果樹を収穫できる面積=結果樹面積」
ということになります。

 

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