びわの品種ってとても沢山あるんですよ!

ごく一部になりますが、ご紹介いたします。

 

 

スポンサーリンク

品種
大房   茂木   白茂木   田中      瑞穂   福原   里見   湯川

 

【大房】(おおふさ)

「田中」と「楠」の2種類を交配して品種改良されたびわです。
現在富浦町を代表する品種で全栽培面積の60%以上を占めています。
特徴としては、寒さに強いところです。果実は大きく、果皮が濃橙色で美しいです。
糖度はやや低いですが、酸味が低いため、多くの人たちに喜ばれている品種です。
旬の時期は6月で「房総びわ」として流通しています。

 

 

【茂木】(もぎ)

西日本で多く生産されているの品種です。
中国のびわの種から作られていると言われています。
江戸時代に長崎県の代官屋敷で奉公していた女性(三浦シオさん)が、中国商船から持ち込まれた「唐枇杷(中国原産の枇杷)」の種子を茂木町の自宅の庭にまき、そこから広まったといわれています。
果重は40〜50g程度と小ぶりですが、甘味はやや強めで酸味は控えめ。おもな産地は長崎県や鹿児島県、香川県などです。

 

 

【白茂木】(しろもぎ)

果皮と果肉がやや白っぽい黄白色をしたびわです。
長崎県果樹試験場で「茂木」の種子に放射線を照射し、品質改良が行われた品種です。
1982年(昭和57年)に品種登録されました。
果形は卵形で果重は40〜60g。
肉質はやわらかく多汁で、糖度と酸味のバランスもよく調和されています。
旬の時期は、6月中旬頃からです。

 

 

【田中】(たなか)

1879年(明治12年)頃に植物学者である田中芳雄氏が、長崎県で食べたビワの種を東京に持ち帰り、自宅で育成したのが始まりとされています。
果実は釣り鐘形で、果重は60〜80g程度と茂木に比べるとやや大きめです。甘味は強く、酸味も適度にありバランスのとれた品種といえます。
旬の時期は、6月頃です。おもに愛媛県や千葉県、香川県や兵庫県などで栽培されています。

 

 

【楠】(くすのき)

明治9年頃、高知県でできた品種です。
成熟期が早いので、以前には「田中」の前に出荷できる品種として栽培されていましたが、寒害を受けやすいので、現在ではほとんど作られていません。
1果50g内外の小さめの果実です。果肉がやわらかく酸が低いので、多くの方に喜ばれます。種子の割合が高く、可食率(食べられる割合)が低いです。成熟期は5月下旬頃です。

 

 

【瑞穂】(みづほ)

昭和11年、旧農林省園芸試験場で公表した品種です。
超大果で、大きいものは150gにもなります。成熟しても、果皮は光沢のない黄土色で、しかも緑色の斑点が残るので、外観的にはあまり美しくありません。
特に糖度が高いとはいえないのですが、果肉はやわらかく、酸味も適度に残り、おいしい品種です。果皮の色から熟しているのかを判定するのに注意が特に必要な品種です。赤あざやそばかず等の果皮障害を起こしやすいので、育てるのがとても難しい品種です。成熟期は6月中旬です。

 

 

【福原】(ふくはら)

千葉県岩井町(現富山町)の福原周平氏が、「瑞穂」に中国蘇州から持ち帰った白びわ(品種不明)の花粉を交配して品種改良をしたもので、黄肉の大果です。
果皮は光沢のない黄土色で、赤あざ、そばかす、ワレなどの障害が多いですが、果肉はやわらかくおいしい品種です。成熟期は6月中旬です。直立性で枝が徒長(弱く伸びる)的に伸長するので、樹の仕立て方が難しい品種です。

 

 

【里見】(さとみ)

千葉県暖地園芸試験場で栽培されています。昭和57年に品種登録されました。「楠」の自然交雑品種です。樹勢は強いですが、枝が比較的細く、やや開張性の樹形を示します。花房が上向きに着生し、寒害は受けやすいです。大果で、果皮はやや赤みを帯びた橙黄色で、果面に光沢があり、外観美麗です。果肉は軟らかく、酸がやや高いが、完熟果はジューシーで食味が良い。完熟後も樹上におくとうるみ果になりやすい。また、耕土の深い肥沃地では果肉の硬い角びわになりやすい。成熟期は5月下旬です。

 

 

【湯川】(ゆかわ)

昭和52年に福岡県の中山茂喜氏が作り、農林種苗名称の登録品種です。
やや角張り大果で、果皮は橙黄色です。面に光沢がなくまた、外観も美しくはありません。
しかし、果肉は軟らかく美味しです。成熟期は6月中旬です。

 

 

スポンサーリンク